『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』というアルバムでメジャーデビューを果たし、
猛烈な人気で世界中で話題になっているビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)さん。
まだ18歳という若さで、第62回グラミー賞において史上最年少で主要4部門を独占、資産は推定数十億円など驚く快挙を遂げています。
そんなビリーアイリッシュさんですが、一体どんな生活を送っていたのか気になりますよね!
また、楽曲をするようになったきっかけは兄の存在が大きかったようです。
そこで今回は、
- ビリーアイリッシュはどんな人?本名や学歴や出身高校
- ビリーアイリッシュの髪を緑色にした理由
- ビリーアイリッシュが有名になってから収入はいくら?
- ビリーアイリッシュの家族構成
- ビリーアイリッシュの兄はどんな人?年齢や妹との関係性
についてご紹介します!
ビリーアイリッシュのプロフィールや生い立ちは?
ビリーアイリッシュのプロフィールは下のようになっています。
- ビリー・アイリッシュ
性別:女性
生年月日:2001年12月18日
年齢:18歳(2020/10/16時点)
身長:161cm
出生地:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
家族構成:父、母、兄
第62回グラミー賞で最年少18歳で主要4部門を独占し、合計5部門を受賞したアメリカのアーティストです。
日本では『白でも黒でもない世界でパンダは笑う』というドラマの主題歌で、
『bad guy』という曲が起用されて話題となり、その後ユニクロともコラボをしました。
兄はビリーの音楽プロデューサーを務めており、ビリーのライブでも登場したり、彼女の曲作りに携わるなど兄妹仲も知られています。
ビリーアイリッシュの本名が長すぎる?海賊と名付けられそうになる
ビリーアイリッシュの本名は、ビリー・アイリッシュ・パイレート・ベアード・オコネル(Billie Eilish Pirate Baird O’Connell)といいます。
実はアイリッシュはミドルネームで、『オコネル』がファミリーネーム(苗字)だったんですね。
また、パイレート(Pirate)は『海賊』という意味で、ベアード(Baird)はビリー母の旧姓だそうです。
最初は『ビリー・パイレート』という名前になりそうだったのですが、
海賊だとかわいそうだからという叔父の提案で『ビリー・アイリッシュ』となったそうです。
アイリッシュ(Eilish)はアイルランド地方の人名で、英語圏でいう『エリザベス(Elizabeth)』と同じです。
ビリーアイリッシュの学歴は?出身高校はどこ?
ビリーアイリッシュは学校へ通ったことがありません。
アメリカでは『ホームスクール』という公的に認められた家庭学習制度があり、学校へ通わない子供が30人に1人くらいいるそうです。
学校へ通わずに、自宅で、お母さんが子供に勉強を教えるのがホームスクールの姿です。親が自分の手で子供の教育をする形が一般的ですが、数人の親が協力をして、自宅を使って小さな学校のような形式をとることもあります。それぞれのお母さんが手分けをして、自分が指導可能な教科を、学校の教科書や指導書を使って教えるというパターンです。対象となる子供たちは、幼児から高校生までさまざまです。
https://www.us-lighthouse.com/study/education-in-america/what-is-homeschooling.html
ビリーは兄とともに、音楽家の母親のレッスンを受けており、8歳でロサンゼルス児童合唱団へ参加、11歳で作曲も始めます。
それ以外にも乗馬やダンスなど、興味のあることを学べばせてくれる家庭環境で兄とともに音楽への道を志すようになりました。
ビリーアイリッシュはなぜ緑の髪色にしたの?
ビリーアイリッシュといえば、ネオングリーン(蛍光緑)の髪色が特徴的ですよね。
最近は根本はネオングリーン、それ以外は黒染のグラデーションカラーにしており、真似をする若者も絶えないとか。
青やピンク、赤色なら結構日本でも見かけますが、ネオングリーンはなかなか奇抜なカラーですよね。
ビリーアイリッシュがなぜ根本の髪色を緑に染めたのか?というと、
- グレイに染め直す→紫になる
- 紫が嫌なのでブリーチする→青になる
- その後また紫になったので黒染する
- 友人といるときに風に吹かれた際、黒の下から紫がのぞいて「カッコイイ」と思った
- でも紫は嫌だったので、緑にしてみた
このような経緯があったそうです。
ちなみに幼少期の写真をみると、もともとの地毛の髪色はナチュラルブロンドのようです。
ビリーアイリッシュの公式グッズなどを見ても、ネオングリーンが使われているのが多いですよね。
完全にビリーアイリッシュのイメージカラーとなりつつあります。
流行りの色を作ってしまうのもすごいですよね。
ビリーアイリッシュはどんな人?ファンサービスがすごい?
ビリーアイリッシュはけだるそうな顔つきをしており、インスタなどでも笑顔を見せることが少ないです。
MVも雰囲気が不気味で怖いし、最初は「独特な子だなあ」と敬遠する人もいるでしょう。
しかし、笑顔を見せないのはビリーなりの理由がありました。
EP(アルバムより少し短い収録盤のこと)のタイトルが『dont smile at me』なのは、たくさん理由がある。ひとつは『ほら、笑って。どうして笑わないの? 笑ったほうがもっともっと素敵なのに』って言われるから。(女の子はみんな)スマイルを教え込まれる。『ハッピーでなきゃ駄目よ。私は楽しいって顔してなくちゃ!』。私は、自分以外の誰かに見せかける気はないからね。見せたいのは本当の私自身」
https://www.ssense.com/ja-jp/editorial/music-ja/dont-ask-billie-eilish-to-smile?lang=ja
このように、『笑顔じゃないと幸せではない』と価値観の押し付けに対し、ビリーなりの美学があっていつも真顔で写真を撮っていたのです。
しかし、他の人と一緒にいるときやファンに対しては優しい笑顔を向けて語ります。
ビリーの曲をカバーしたファンに対し、本人が直接コメントをしている動画↓
まだメディアへの進出が少ない彼女ですが、これを見るだけでもビリーアイリッシュの人柄の良さが伝わりますよね。
奇抜なファッションや独特の世界観の曲は、彼女が自分の信念を貫く強さの証拠だといえます。
ビリーが影響を受けたアーティストは?ジャスティンビーバーのファンって本当?
ビリーアイリッシュがジャスティンビーバーのファンというのは本当です。
デビュー前から彼のファンを公言するくらい大好きでした。
また、ビリーが幼少期には日本でも有名なあるアーティストに影響を受けたみたいです。
https://lovewithamo.com/billieeilish-like-artist/
ビリーアイリッシュの年収はいくら?
ビリーアイリッシュはたった1年で数十億円を稼いだと言われています。
まだ彼女は18歳なのにすごいですよね、資産も驚くべき金額となっているそうです。
https://lovewithamo.com/billieeilish-nensyu/
ビリーアイリッシュの家族構成!父母が俳優?
ビリーアイリッシュの家族構成は、本人を含めると4人となっています。
父:パトリック・オコネル(63歳)
母:マギー・ベアード(61歳)
兄:フィネアス・オコネル(23歳)
父親のパトリック・オコネルさんは俳優であり、
有名な映画だと『アイアンマン』の記者役、『ザ・ホワイトハウス』のバーテンダー役として登場したことがあります。
彼のインスタには愛娘ビリーの写真が投稿されており、仲睦まじい様子がうかがえます。
母親のマギー・ベアードさんはかなり幅広いスキルを持っている人で、
女優として演じることはもちろん、音楽家として作詞・作曲をしたり、ときには脚本家として映画のシナリオを考えることもありました。
『Life Inside Out』という映画では脚本を担当、自身も出演するなどしていました。
また、幼少期からビリーに音楽の基礎を教える先生でもあり、ビリーの音楽的センスは母親ゆずりなのかもしれません。
父母共にビリーのことを愛しているのがよくわかります。
とても仲が良い家族なんですね!
では次に、ビリーが歌手として活動する原動力となった兄『フィネアス・オコネル』さんについて紹介します。
兄のフィネアスはビリーの音楽プロデューサー!
ビリーアイリッシュには『フィネアス・オコネル』という兄がいます。
- 生年月日1997年7月30日
- 年齢:23歳(2020/10/16時点)
- 職業:プロデューサー、歌手、俳優
ビリーより4歳年上のお兄さんですが、まだかなり若い!
ビリーのライブに一緒に出演してバッグミュージックを担当したり、ビリーの楽曲に携わるプロデューサーとして活躍。
ビリーアイリッシュの活動を全面的にバックアップしてくれている大切な存在です。
フィネアスは俳優やバンド活動をしていた!
フィネアスはもともと『the Slightlys』という音楽バンドを17歳のときに組んで、ビリーより早くから活動をしていました(現在は解散)。
バンド時代はボーカルや作詞・作曲を担当。
また、コメディ映画『バッド・ティーチャー』や、人気ドラマ『モダン・ファミリー』や『glee/グリー』シーズン6では俳優としても活躍しています。
それだけでなく、2016年からはソロ活動を開始。
2019年にはミニアルバム『Blood Harmony』をリリースします。
その後もセレーナ・ゴメスの曲『Lose You To Love Me』のプロデュースしたり、
カミラ・カベロのセカンドアルバム『Romance』にも楽曲を数曲提供しているなど、音楽業界ではかなり引く手数多。
ビリーアイリッシュの知名度に隠れているだけで、フィネアスもかなり実力多彩な人物だといえます。
実は、ビリーアイリッシュの曲は兄との共作がほとんど!
ビリーアイリッシュ2作目のアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』では、
収録されているすべての曲に兄フィネアスが携わっており、ビリーと共同で作ったものがほとんど。
『bad guy』 『xanny』『when the party’s over』『bury a friend』『i love you』など、
制作が難しそうな独特の世界観の曲を作り上げる兄妹の才能がすごいですよね。
また、ビリーがデビューするきっかけとなった『Ocean Eyes』という曲も、もともとはフィネアスが自分のバンドのために制作したものでした。
ビリーとフィネアスは子供のころからとっても仲良し!
小さい頃からビリーアイリッシュとフィネアスは、ギターやピアノ、歌など音楽に親しみながら育ってきました。
ホームスクールで2人そろって作詞作曲の基礎を学び、『ビートルズ』をお手本にして音楽教育を受けたようです。
フィネアスは12歳の頃から作曲をし始め、そんな兄の姿を見て育った妹ビリーも11歳から作曲を始めます。
寝室で仲良く曲作りをしていたそうです。
現在、楽曲はどこで制作しているの?
そもそも2人が学校に通わない『ホームスクール』を選んだ理由が、
ビリーが「トゥレット症候群(自分の意志とは関係なく突然けいれんしたように顔や体が動く障害)」という病気を患っていることでした。
そのため本格的なスタジオを利用するのではなく、自宅の簡易スタジオや寝室などで作詞作曲やレコーディングを行っています。
兄妹にとって、自宅は音楽に熱中するきっかけとなった『特別な場所』だからこそ大切にしたいのだそうです。
まとめ
今回は、兄と活動するビリーアイリッシュの生い立ちやプロフィールなどについてまとめました。
ビリーアイリッシュは最初は怖そうにも見えますが、実は『自分の信念をしっかり持っている素敵なアーティスト』だということがわかりました。
まだ若干18歳ですが、彼女の生きる姿勢には学ぶべきところがたくさんありそうです。
兄のフィネアスとともにどんな曲を作り上げていくのか、楽しみですね。