え、なんで美容室が苦手なの?と友人に疑問を抱かれてしまうくらい、子どもの頃から美容室に行きたくない病を発していたわたしです。
1年前に毎月通うのが楽しみなくらいのお気に入りのお店を見つけるまでは、
もう髪型なんてどうでもいい、ストレス感じるくらいなら前髪だけ自分で切って伸ばして縛ればいい…と長年にわたりふてくされていました。
周りからすればその拒絶具合はおかしいくらいだと思いますが、最初からこうだったわけではありません(言い訳)。
しょうもない理由もありますが、じつは、美容室を利用しているときの嫌な思い出の蓄積で行くことが億劫になってしまいました。
すべての美容室が例に挙げるような場所ではないというのはわかっていますが、こういう美容室があったんだよ、というのを知っていただけたらと思います。
この記事では、長年美容室通いを敬遠していたわたしが、『なぜ美容室を苦手と感じるのか』個人的な理由7個をまとめてみました。
人見知りなので電話がまずできない
出オチではありません。笑
ほんとしょーもない理由かもしれないのですが、人見知りのわたしは今でも知らない人と電話するのが苦手です。
最近はホットペッパービューティーでネット予約できるので大変助かっていますが、昔は電話予約が普通でした。
今電話したら迷惑じゃないかな、仕事の邪魔じゃないかな、など余計な心配をしたり、冷たい対応されたらどうしようという不安を感じているうちになかなか電話できないのです(;´ω`)
ちなみに、わたしのお気に入りの美容室はネット予約:電話予約=5:5くらいだと言っており、美容師さん的には予約方法はあんまり気にしてないらしいです。
操作が不慣れなためネット予約がちゃんとできているか心配な人は電話予約が多いし、若い人はネット予約が多いとも。
と小ネタを紹介しつつ、わたしはいまだはネット予約派です…(ネット予約万歳!)
そもそも自分がどんな髪型にしたいのかわからない
美容師さんに「どうしたい?」と言われるのがプレッシャーで、オーダーをするときにかなりの苦手意識を持っていました。
というのも、自分にどんな髪が似合うのかわからなかったからです。
美容室で注文をするときの基本の流れとしては、おまかせカット以外では
- 事前にネットで調べた写真や画像を見せる
- お店でカタログから選ぶ
だと思うのですが、好みの髪型を選んでもそれが自分に似合うかどうかはわからないので、なかなか選びきれません。
せっかく選んでも「それ、似合わないよ」なんて美容師さんに思われないか恥ずかしいですし…(;´ω`)
また、わたしの以前の体験としては、「どんな髪型にしたいかわからないんです」と相談のつもりで言ったときに、美容師さんが困ったような顔をすることがありました。
(こういう美容室ばかりじゃないというのはもちろんわかっているのですが)
美容師さんの表情を見て、自分で髪型のイメージを決定したうえで行かなければいけないのかあ、とわたしはそれをかなり重荷に感じていました。
回転率・効率重視のお店だと、やっぱりこういうことが起きちゃうんですかね…。
生意気ですが、そういう店に行かなきゃいい、というのは解決にはならないと思うんですよね。
美容室って可愛くなりたい、カッコよくなりたい、というお客の気持ちに応える場所だと思ってますし、そもそもこっちは素人です。
素人のわからないという相談も気軽に応えてくれる場所が増えたらなあと思います。
美容師からテンプレートのようにされる個人情報の質問
わたしが一番嫌だったのは、『初めて行く美容室』で学校は?職業は?年齢は?という典型的な個人情報の質問をされることが本当に嫌でしょうがなかったです。
お客さん個人として仲良くなりたいというより、とりあえず初対面の会話のつかみとして聞いておこうという美容師さんのテンプレート的な気持ちを感じ取れてしまうからです。
数回通ってから聞くならいいですが、正直、初対面からいきなり細かい個人情報を聞いてくる美容師に対し、そんなこと聞いてどうするの?と内心思っていました(;´Д`)
出身校や会社名まで細かく聞いて詮索してこられたとき、うちの親戚の子も~とか、学歴ランキングや年収とか、どうでもいいことを話されて(いや興味ねえよ!)という気持ちに…。
美容師さんも悪意なく聞いたのだと思いますし、お客さんと仲良くなりたいという美容師さんもいると思います。
私が現在通っているところはそんな印象です。
ただ、周りに他のお客さんがいるときに、個人情報を不用意に聞いてくる美容師さんに答えるのはすごく嫌でしたし、そういう美容室には二度と通いたくないのが正直なところです。
お客さんのことを知りたいのって、テンプレートじゃなくて自然な気持ちですることだと思うからです。
これがきっかけでわたしは美容室苦手意識が強まり、長年にわたり他の美容室を転々とする旅へ出発…。
他のお客さんに会話内容を聞かれる環境が合わない
多くの美容室の形態上仕方ないですが、知らないお客さんと同じ空間にいなければいけない空気感がどうも苦手でした(お客さんは悪くないですが)。
可愛くなりたい、カッコよくなりたい…そんな気持ちで来店しているのに「ぷ~あいつそんなこと考えてるのかよ」と他のお客さんに思われていないだろうか…、など
注文を出すときにいちいち緊張してしまい、豆腐メンタルのわたしにはどうにもその雰囲気が耐えられなかった(‘ω’;)笑
あと、他のお客さんが要望を断られていたり、嫌味な言い方でアドバイスされているのを見ると心が痛むし、「わたしも言われたらどうしよう」と不安感を募らせていました。
それに、テンプレート美容師が質問してきたときに、個人情報を知らない人に簡単に知られてしまうかもしれない環境というのがネックでした。
答えたくない質問に「答えたくない」と冷たい態度をしてしまったら美容師さんに失礼ですし、しかし周りに人がいる空間だからこそ、余計にそれをしにくいのです。
ちなみに、今通っている美容室はそういうストレスが一切ないので、リラックスした環境で施術してもらえています。
▼美容室恐怖症がおすすめするストレスフリーの『美容室』とは?
美容師さん、明らかにやる気がなさそう
店の後ろに何か取りに行ったときに、他の美容師さんに「あーねむい」とボヤいたのを聞き逃しませんでしたよわたしは…。
道具を取るときの面倒くさそうな態度、明らかにやる気のない表情など、鏡越しにちゃんと客に見えています…(;´ω`)
引っぱたいてやろうかと思ってしまうせっかく来たのに悲しい気持ちになってしまうので、やる気がないなら仕事しないでほしいですね…。
※いつの間にかこの美容室はつぶれてました。
アドバイスや提案なく客の要望通りにしたがる
例えばイメージ写真を持って行って見せると、「写真通りにしなければいけない」とストレートに捉えてしまう美容師さんがたまにいます。
しかも、写真のヘアスタイルはあなたにできる・できないで判断して、できなかったら「じゃあどうする?」って…
いやあなたプロやろがい!!!と思ってしまうことがありました(´ω`;)
絶対こういう風になりたい!という要望がハッキリした人もいますが、
それ以外のわたしみたいなお客は、写真に近い髪型でもいいから「これだったら、こういう風にできるよ」「こういうのも似合うよ」というアドバイスや提案がほしいのです。
そもそも、美容師なのにお客さんに対して何も言わず提案もしないってどういうこと?って感じなのですが、これは行き過ぎた要望なのでしょうかね…。
みんながみんな自分の似合う髪型のことを知っているわけではないので、言いなりになるのではなく美容師目線のアドバイスも欲しいなと感じました。
また、アドバイスや提案なく客の要望通りにしようとするわりに、そういう美容師さんは下手な気がします…。
とある美容師さんに写真を見せたとき、ヘルメットやもっさりキノコみたいにされたことがあります。
このときの美容師さんは若かったので技術が発展途上だったのかもしれませんが、しまいには「大丈夫ですかね…?」って・・・いやあなたプロやろがい!!!(2回目)
技術力に自信がない人ほど、客の要望通りにしないといけないという不安を感じているのかな?と思いました。
癖毛や多毛にはとりあえずカラー、縮毛矯正を勧める
わたしは自分なりに美容室で使われる薬剤の頭皮への影響を調べ、髪染めや縮毛矯正をしたことがありません。
個人的に地毛の黒色が気に入っていますし(気が変わるかもしれないけど)、
癖毛で量も多いのですが、この髪質でも上手にカットしてくれる美容師さんにお世話になっています。
しかし、癖毛や多毛(あとは剛毛さん)に対し、扱いにくい髪=技術でどうにもならないとレッテルを貼り、美容師さん自身の技術力を棚に上げているのは非常に残念なことです。
そういう美容師さんに限って、黒髪で量が多いし染めて明るくした方がいい!とか、くせ毛は縮毛矯正した方がいい!と、こちらの考えを無視した余計なお世話をしてきます。
(今通っている美容室以外で、わたしはほとんど言われました^^;)
わたしは素人なので大変失礼な言い方ですが、そういう言い方をしてくる美容師さんが技術を持っていないだけでは?と今では思っています。
最近は技術も知識もある美容師さんが、癖毛や多毛、剛毛の人に対し縮毛やパーマをせずに似合わせカットをするなどブログやYoutubeで発信してくれています。
さらには毛髪化学、カラー剤や市販シャンプーの成分の事実など情報提供してくださる美容師さんもおり、お客さんの髪質を問題にするのは時代遅れだと余計に感じるのです…。
私が今行きつけの美容室の美容師さんは、頭皮に影響の少ないカラーやパーマ薬剤、独自のカット方法など、お客さんの髪のためにすごく熱心に勉強してくれている人です。
同じ美容師でも、向上心が違えば持っている知識や技術力もぜんぜん違うんだなと感じました。
おわりに
以上が、わたしが美容室を長年苦手と感じていた理由7つでした。
同じ気持ちを感じてくれる人がいるかもしれないと思いまとめてみましたが、いかがでしたか。
繰り返しになりますが、すべての美容室が例で挙げたような場所ばかりでないというのは重々承知しています。
嫌な気持ちになることもあったけど、こういう経験があったからこそ自分に合った美容室を探そう!と思えたので、
おかげで今はお気に入りの美容室をホットペッパービューティーで見つけることができました。