コロナで後遺症になる割合は?日本で報道されない症状など徹底調査!

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WHOが10月30日の記者会見で、新型コロナウイルスは『相当数の人に、深刻な後遺症を残す』と警告したことが話題になっています。

以前から国外では新型コロナによる後遺症が一定の割合で起きており、続々と報告されていました。

日本でも10月後半頃に、一部の感染者の後遺症に『脱毛の症状がある』という報道が大々的にされましたが、

いまだに『風邪引いたくらいでしょ』という軽い認識と危機感で見られているような気がします。

そこでこの記事では、新型コロナに感染した場合、後遺症の発生割合やその症状にまとめました。

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コロナの後遺症が発生する割合は?

日本では、新型コロナに感染・発症から2か月以上たっても倦怠感、嗅覚障害、呼吸苦の後遺症が残る人は約2割いるそうです。

長いと、後遺症は4か月以上たっても症状が続きます。

イタリアの調査では、回復した143人のうち87%が発症から平均60日以上(2か月)たっても、同様の症状を訴えています。

後遺症の報告は子供を含めて年齢や性別を問わず受けているそうです。

休めば治る、放っておけば治るレベルではなく、感染してしまうと日常生活や仕事でも大きな影響を及ぼすリスクが高まると考えられます。

国ごとの衛生環境などによって後遺症のレベルが変わってくるのかもしれませんが、感染しないにこしたことはないでしょう。

コロナの後遺症の症状①倦怠感や疲労感

発熱したときの頭がボーとするような感覚、朝起きたときに体が重い、日中も体がだるいなどの倦怠感が継続するそうです。

後遺症としては一番多い症状で、ひどいとトイレに行きたくてもベッドから起き上がれないくらいの倦怠感があるようです。

これに伴いフランスでは約3割の人が記憶障害、睡眠障害、集中力低下などに影響が出たと発表されています。

コロナの後遺症の症状②関節痛や胸の痛み

身体がウイルスを追い出そうとする際、『プロスタグランジン』という物質が分泌されます。

この物質が筋肉や関節内(血管が多く通っているところ)で炎症を引き起こし、痛みが出るとされています。

コロナの後遺症の症状③呼吸苦や息切れ

階段の上り下りや散歩などの軽い運動など、少し動いただけでも息苦しさを感じるのが特徴です。

WHOでも、新型コロナの感染・発症により『肺や心臓を含む主要臓器の炎症と損傷』の症状が現れると発表されています。

コロナの後遺症の症状④嗅覚や味覚障害

続いて挙げられるのが、食べ物などが無味無臭に感じてしまう嗅覚・味覚障害です。

新型コロナは感染しても30~50%の方は症状が出ない無症状)といわれていますが、無症状でも数か月後に急に症状が現れるという人もいます。

イタリアの調査でも、軽症の感染者のうち約4割が1か月以上たっても嗅覚・味覚が回復しないという結果が出ています。

コロナの後遺症の症状⑤脱毛

新型コロナに感染・発症して回復した人を対象に国内で追跡調査を行ったところ、58人のうち14人(約24%)が『脱毛』を訴えたそうです。

脱毛の症状は、発症から約2か月後に発生し、14人中5人(約35%)は平均で2か月半も抜け毛の症状が続きました。

一方で、感染したことない人の間で、経済的な不安や家族の感染などコロナに関するストレスが原因で抜け毛が増加しているという報告もあるそうです。

感染から回復した人を対象に来春まで厚労省が追跡調査していくそうなので、そこで脱毛が後遺症なのかどうか明かされるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

日本では、風邪の症状でしょ?とまだまだ軽く認識されている新型コロナウイルス。

しかし、発症したときよりも後遺症が恐ろしいことから感染しないに越したことはないといえます。

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