10月18日に東京都杉並区の自宅で亡くなってしまった津野米咲(つのまいさ)さん。
津野さんは4人組ガールズバンド『赤い公園』でギター、コーラス、作詞作曲を担当するなど、バンドの中心的存在でした。
SMAPやハロプロ、モーニング娘。など有名アイドルをはじめとする数多くのアーティストへ楽曲提供し、天才と言われていました。
今回は、そんな『天才』と呼ばれた津野米咲さんのルーツに迫るべく、
- 津野米咲さんが影響を受けたアーティストや曲は何?
- 津野米咲さんが使用していたギター
- 津野米咲さんが使用していた機材(エフェクター、アンプ)
を調査しました!
津野米咲の簡単なプロフィールと経歴
【赤い公園】
✔︎セットリスト
1.絶対零度
2.ジャンキー
3.消えない
4.Highway Cabriolet
5.夜の公園
6.凛々爛々
7.yumeutsutsu
- 津野米咲(つのまいさ)
- 生年月日:1991年10月2日
- 年齢:29歳
- 身長:165~170cmくらい
- 所属バンド:赤い公園(ギター、コーラス、作詞作曲担当)
- 活動:ミュージシャン、ギタリスト、作詞家、作曲家
- 楽曲提供:SMAP『Joy!!』、モーニング娘。16『泡沫サタデーナイト!』、Buono!「ソラシド~ねえねえ~」、°C-ute『夢』、鈴木愛理『光の方へ』…など他多数
津野さんの実家は音楽一家だったようで、3、4歳の頃からエレクトーンを習い始めます。
色んな音楽を聴かせてもらえる環境で育ったそうです。
津野さんが担当しているギターを始めたのはなんと高校1年生から。
その後、高校の軽音楽部の仲間と『赤い公園』を結成、メジャーデビューをします。
▼津野米咲さんのインタビュー動画
キーボードやピアノが得意な津野さんは作曲するとき、ピアノで全部のパートを作ってから、無理やりギターで演奏して調整していきます。
ギターで作曲するのは苦手らしいです。
意外ですが、それでもピアノにギターも演奏できてカッコイイですね。
デビュー後に活動休止していたこともありますが、すぐに復帰し、最近も楽曲提供したり新曲を発表するなど、これからさらに飛躍する最中の出来事でした。
津野米咲が影響を受けたアーティストや曲はある?
津野さんは幼少期に、
- Carpenters(カーペンターズ)
- 小田和正
- 松任谷由実
- Mr.Children
をよく聴いていていたそうです。
さらにはチャイコフスキーなどのバレエ音楽も聴いていました。
インタビューを見ていると「月の光」で有名な『ドビュッシー』も好きだったようです。
津野さんは『音楽オタク』と自称するほどとにかくいろんな音楽を聴いていたようで、
特定の好きなバンドや憧れのアーティストというのはないらしいです。
私は音楽オタクなんですよ。ポップスが一番好きだけど、フュージョンやジャズとかも含めて色々と聴いていました。
出典:JUNGLE LIFE
今まで色んな音楽を聴いてきた中で、やりたい音楽がごちゃ混ぜになっているんですよね。一番好きなアーティストを訊かれたりすると困るし、「こういうバンドが好きなのかな?」と想像してくれるとうれしい
出典:wikipedia
津野さんは幅広いジャンルの音楽知識を持っていたからこそ、様々なアーティストへの楽曲提供ができたのでしょうね。
また、『赤い公園』の目指す方向性としては、このように語っていました。
あ、でも、最近思ったのは、これを言ったらいろんな人に怒られるかもしれないけれど、マキシマム ザ ホルモンと空気公団を足して2で割ったようなバンドになりたい(笑)
出典:CINRA.NET
津野米咲が使用していたギター
津野さんが使用していたギターは2本あり、デビュー当時から(ストラトキャスター/Stratocaster)
というメーカーのギターを使用しています。
フェンダージャパンStratocaster「白田トミ子(富子)」
白色ボディが特徴の通称『白田トミ子』
津野さんがギターを始めた高校1年生のときに、アルバイト代で買った最初のエレキギターです。
価格は5万6000円だったそうです。
カスタムショップ製オールローズStratocaste「べんぞう」
出典:Fender
オールローズで重厚感あるボディが特徴の『べんぞう』
2016年にリリースされた『KOIKI』という曲をレコーディングする頃に購入しました。
材質が通常より硬く重いので、使い始めの頃は肩が凝っていたそうです。
音域のブライトな部分(キーンという高音)が強調される特徴があり、気に入っているとインタビューで話していました。